■カエルタイムズ創刊号<2005年4月25日発行>■


総合・自然2〜3 啓蟄報告
流通・経済4〜5 カエルマーケットの可能性/ 国際見本市とカエル
趣味・生活6〜7 木之本地蔵淨信寺の片目蛙/蛙の生活(ベルツノガエル)
地域8〜9 長野・諏訪大社の蛙狩行事/「かえるだぴょ〜ん展」
国際10〜11 カエルで大海を知る(コスタリカ)/世界のカエル紀行
環境・社会12〜13 蛙でかんがえる環境問題/エコプロダクツ2004・リポート
読者14 たずねガエル(ゴライヤスガエル)
アート15 カエルのアート展報告
文化16 エミール・ガレのカエル/蛙道をゆく 河竹登志夫
社説 カエルタイムズ創刊にあたって〜
 長く厳しい冬を越えて、この春地上にはい出してきた蛙たち。彼らはいま命あることの喜びを感じて生きているのかもしれない。  「冬の眠り」といっても、温かいベッドの中で眠っているわけではない蛙たちにとって、冬眠した場所や体力いかんによっては春を迎えられない場合もあると聞いた。  そんな自然界の蛙たちの冬眠中のこと、私たちはカエルタイムズ創刊の夢を抱いた。人間の新聞と同じように、総合面、経済面、生活面、文化面等々があって、どの面にもカエルに関する記事が詰まっている新聞。  いつの頃からだろうか、世の中に「カエルが好きだ」と宣言する人々が増えてきた。実際、すでに20年近い歴史をもつ「かえる友の会」では、毎年、カエルグッズの鑑賞会やカエルスポットを巡る旅などを企画し、カエルに関してさまざまな情報を発信する「かえる通信」を発行している。  生物学の立場からは、新潟大学名誉教授の岩澤久彰氏が中心となって活動している「日本両生類研究会」があり、研究者にとって発表の場となる会誌「両生類誌」の発行や「両生類自然史フォーラム」の開催などを行っている。  そして、たぶん他にもカエルにちなんだ活動を広げる人々、また特に活動には参加しなくてもカエルが好きだと意識している人は、全国各地、いや世界中に増えているように感じていた。  それでも尚、カエルタイムズを発行する夢は無謀なものに違いなかった。いま思い返せば、創刊の準備をしていたこの冬は、すっかり熟睡しているカエルたちを一匹一匹訪ねては協力を求め、驚かせ回っていたような日々。
⇒ 続きはカエルタイムズで    



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