■カエルタイムズ3号<2005年8月25日発行>■


総合・自然2〜3 夏休みに考えた、カエルと平和について/夏に鳴くカエル
経済・流通4〜5 今年も大盛況!「フロッグスタイルなつまつり」/ ネイチャー系のカエルマーケット
生活・趣味6 個性あふれるカエルのある暮らし
環境・社会7 福岡・樋井川の自然観察
特集8〜9 秋の夜長の“月にカエル遊び”
国際10〜11 カエルで大海を知る(オーストラリア)/世界カエル紀行
地域12〜13 奈良県・金峯山寺「蛙飛び行事/茨城県・龍ヶ崎「撞舞」
アート14〜15 増える“カエル”のアーティスト
文化16 ドレスデン展でカエル発見
社説 カエル的「風流」もまた風流なり〜
 今年は7月にカナダのモントリオールで水泳の世界選手権が開催された。その模様をテレビで見ているだけでも脳内に水しぶきが上がり、自分も泳いでいるような気分になるから不思議だ。  泳ぎが上手といえば蛙を含めた水生動物。超人的な記録を出す水泳選手は、どこかある種の水生動物を彷彿とさせる。たとえば、今回残念ながら出場しなかったイアン・ソープ選手は、泳いでいる姿や泳ぎを終えて水の中で直立する姿がまさにイルカ。そして、我らが世界に誇る北島康介選手こそは平泳ぎという泳法からカエルをイメージさせる。実際、彼の公式ホームページの名前は、「フロッグタウン」という。  その北島選手の今回の結果は100メートルで銀、50メートルで銅(日本新)とすばらしいものだ。しかし、本人的にはアテネ・オリンピックの「超気持ちいい」泳ぎではなかったのかもしれない。 100メートルの決勝で、先行するブレンダン・ハンセン(米)に追いつこうと焦り、最後の3ストロークでいつものリズムを崩してしまった。  平泳ぎは力むと逆にスピードが落ちることを再認識した北島選手。その反省をもとに50メートルでは持ち前の伸びやかな泳ぎを取り戻した。確かに蛙は泳ぐときに決して力むことはないかもしれない。  最近、風流について考えることがあった。風流というと、・・・・・・
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